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アイボ恐怖症 [palndrome]

曲芸師が鯱を突き刺す(Acrobats Stab Orcas)、鵞鳥は神を見るか?(Do Geese see god?)、パーティ・ブービー・トラップ(Party Booby Trap)、バカの有頂天(Top spot To idiot)、狂人カイン(Cain a Maniac)、地図帳を塩漬け(Salt an Atlas)、紐なし(Strap on No parts)、鳥の肋骨(Bird Rib)‥‥アイルランド・ダブリンのポスト・パンク・バンド、Girl Bandの2ndアルバム《The Talkies》(Rough Trade 2019)に収録されている〈Aibohphobia〉は曲名も歌詞も回文だった。高所・閉所・先端など様々な恐怖症があるけれど、「アイボ恐怖症」(Aibohphobia)は回文から生まれたユーモラスな造語である。精神医学的な症状・症例として実在するわけではない。ロボットやAIに恐怖を感じるような人もいるので、アイボ犬を怖がる人も稀にいるかもしれない(飼主の就寝中にロボ犬が突然凶暴化したりして?)。アイボフォビアを「回文恐怖症」という意味や「あらゆるものが恐怖の対象になり得る」と拡大解釈することも可能かもしれない。

                    *


The Talkies

The Talkies

  • Label: Rough Trade
  • Date: 2019/09/27
  • Media: Audio CD
  • Songs: Prolix / Going Norway / Shoulderblades / Couch Combover / Aibohphobia / Salmon Of Knowledge / Akineton / Amygdala / Caveat / Laggard / Prefab Castle / Ereignis

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