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リングア・イグノタ 2 [music]

クリスティン・ヘイター(Kristin Hayter)は南カリフォルニア・デル・マー生まれのマルチ奏者である。リングア・イグノタ(Lingua Ignota)というステージ・ネームは「中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)によって作られた言語」に由来する。家庭内暴力、性的虐待、拒食症、ミソジニーなどから生き長らえた「サヴァイヴァー・アンセム」。ブルガリアン・ヴォイス、アパラチアン・フォ ーク、ピアノやバンジョー弾き語り。呪詛や祈祷のようにも聴こえるエクスペリメンタル。ブラック・メタルなのかと思って危ぶんでいたが、意外におどろおどろしくない。3rdアルバム《Caligula》(‎Profound Lore 2019) の刺青(CALIGULA)には怯んだけれど、アシュリ ー・ローズ・コーチャー(Ashley Rose Couture)の真珠のマスクで顔を覆った4thアルバム《Sinner Get Ready》(Sargent House 2021)のカヴァも凄かった。全9曲・56分。デジパック仕様、歌詞ブックレット(16頁)付き。

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Sinner Get Ready

Sinner Get Ready

  • Artist: Lingua Ignota
  • Label: Sargent House
  • Date: 2021/08/06
  • Media: Audio CD
  • Songs: The Order Of Spiritual Virgins / I Who Bend The Tall Grasses / Many Hands / Pennsylvania Furnace / Repent Now Confess Now5 / The Sacred Linament Of Judgment / Perpetual Flame Of Centralia / Man Is Like A Spring Flower / The Solitary Brethren Of Ephrata

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