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芥川家のネコたち [books]

『芥川家の猫たち』(春陽堂書店 2019)は芥川龍之介の孫娘・芥川耿子(文)と曾孫・奈於(絵)による飼いネコ年代記。昭和20年代から令和元年の現在まで、芥川家に棲み着いたネコたちを愛情深く綴る。幼い頃、年の離れた姉が保護した白い仔猫チーコ。著者が捕まえた仔猫ニャモ。小学生の娘が下校時に雪の中で見つけた白猫ミイ。縞しっぽ母さん猫が連れて来た5匹の中のシミ、ピコ、パー三姉弟。園芸店の広い敷地で逃げ回っていた噛み癖のある三毛猫メルモ。雨の日、庭の片隅にいた長毛の白猫フワ(ターキッシュアンゴラ)。娘がブリーダーから購入した血統書付き猫クローバー(スコティッシュフォールド)。「人と猫との間に」ではネコと子育て、健康と死別、ノラ猫たちの生き難くなった社会と「触れあう心を失いはじめた人間たちの将来を憂う」‥‥「月刊ねこ新聞」(2014~2016)に連載されたエッセイ27篇に、5篇を書下ろし。ネコたちのカラー・イラストも可愛いにゃん。

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芥川家の猫たち まねき猫と猫まねき

芥川家の猫たち まねき猫と猫まねき

  • 著者: 芥川 耿子(文)/ 芥川 奈於(絵)
  • 出版社:春陽堂書店
  • 発売日:2019/11/28
  • メディア:単行本
  • 目次:猫好き誕生 / 猫の足跡 / 人と猫との間に / うちの犬党と猫党

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