- ♭ アルモニカ・アンジェリカ(2020-09-05) 『アルモニカ・ディアボリカ』(早川書房 2013)は18世紀英国を舞台にした歴史ミステリ『開かせていただき光栄です』(2011)の続編。その当事者だったエドワードとナイジェルは出奔中。解剖医ダニエル・バートンの弟子、アルバート、ベンジャミン、クラレンスの3人は治安判事ジョン・フィールディングの許で犯罪情報紙『ヒュー・アンド・クライ』を発行していた。第一号が刷り上がった日に、勲爵士ラルフ・ジャガーズが訪れる。逓信大臣フランシス・ダッシュウッド卿の領地ウエスト・ウィカムの採掘坑道で発見された身許不明の屍体の情報を求める広告の依頼だった。閉鎖された白亜の採石場で、1人の踏み車漕ぎが天使が空を舞うのを目撃した。縦穴の地下に横たわっていた屍体の胸には〈ベツレヘムの子よ、よみがえれ! アルモニカ・ディアボリカ〉という謎のメッセージが記されていた。ベツレヘム聖マリア病院(ベドラム)で生まれたナイジェル、ベンジャミン・フランクリン博士の依頼でアルモニカを作製したガラス職人アンドリュー・リドレイ。盲目の治安判事と姪アン=シャーリー・モア、元弟子たちが隠蔽された恐るべき事件を解明するために奔走する。
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