養老まる(RIP) [cats]
2020年12月21日に養老孟司さんの愛猫マルが永眠したという。享年18歳とのことなので、スコティッシュ・フォールドの先天的な遺伝的な疾患によるものではないだろう。天寿を全うしたのではないか。昨年末、〈折々のねことば 5〉に解剖学者の文章を引く際に、参照・確認するために図書館から『まる文庫』(講談社 2013)を借り出した。「猫派と犬派の違いについて」 の中で愛猫に触れているわけではないけれど、奇妙な符合を感じざるを得ない。〈折ねこ5〉ではレイチェル・ヘイル・マッケナのスコティッシュ・フォールドについての文章も引用しているので、愛猫マルのことが脳裡の片隅にあったことは否めない。横尾忠則の愛猫タマのようになるとは夢にも思わなかったけれど‥‥15年以上に渡ってネコの写真を撮って来たが、野外で耳の折れたスコティッシュ・フォールドを見かけるのは稀なこと。今までに3匹しか出会っていない。2匹は人懐っこくて物怖じしない。天然系ではないか思うほど警戒心が欠如していた。もし幼い少年少女ならば容易に拉致・誘拐されてしまうのではないかと危惧するほどだ。マヨ好きのマルちゃんも人懐っこいネコだっだと思う。合掌 。
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- 著者:有限会社養老研究所(養老 孟司 / 養老 暁花)
- 写真:関 由香
- 出版社:講談社
- 発売日:2013/02/15
- メディア:文庫
- 目次:はじめに / まるギャラリー / 猫とまるに関する6つの考察(私はマルの「餌出し器」/ 困った存在 仕事の邪魔 / 寿命の長さ競走である /「言葉」の介在しない世界の魅力 / 動物に愛されるとは、どういうことか / 猫派と犬派の違いについて)
2021-01-09 00:16
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