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キュビスム展 [art]

「キュビスム展 美の革命」(国立西洋美術館 )に行って来た。コロナ禍が終息したからなのか、それとも意外に人気がないのか、予約制と入場制限も撤廃されたようなので、当日券販売の窓口の列に並んでストレスなく入場。しかも都内の美術展にしては程良い混み具合で、ゆっくりと鑑賞することが出来た。ブラックとピカソのグレーや褐色系のキュビスム絵画は地味かもしれないと思っていたけれど、ロベール・ドローネーやフェルナン・レジェの色彩はカラフルで明るい。驚いたのは殆どの作品が 「撮影OK」 だったこと。以前は撮影可の作品にだけカメラ・マークがあったのに、今展は数点の作品に撮影不可のXマークがあるだけ。スマホの一般普及に伴って、美術館の鑑賞スタイルは一変した。面白いのは写真を撮っている人たちは原画を肉眼で熱心に見ていないこと。解説パネルや説明文をメモ代わりに撮っている人もいたりして。べらんめえ口調(江戸弁)で、山田五郎がウリタニ(瓜谷茜)さんに講義する 「オトナの教養講座・キュビスムって何?」(YouTubeチャンネル)も面白い。

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キュビスム展 美の革命

キュビスム展 美の革命

  • アーティスト:ポール・セザンヌ / パブロ・ピカソ / ジョルジュ・ブラック / マリー・ローランサン / ロベール・ドローネー / フェルナン・レジェ / マルク・シャガール / ...
  • 会場:国立西洋美術館
  • 会期:2023/10/03~2024/01/28
  • 主催:国立西洋美術館 / ポンピドゥーセンター / 日本経済新聞社 / テレビ東京 / BSテレビ東京 / TBS / BS-TBS / TBSグロウディア
  • 内容:50年ぶりの大キュビスム展、本場パリ・ポンピドゥーセンターから50点以上が日本初出品 / ピカソ12点×ブラック15点、初期の代表作で、スリリングな造形実験を追体験 / ポンピドゥーセンターの人気作品、4メートルの大作《パリ市》も日本初公開&撮影OK

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